また、後醍醐天皇が楠(くすのき)の下に席を設けられた夢を見ることによって、楠木正成を召喚することとなった(5)笠置山にも行ってきました。
気温が高いので、どの場所も暑いですし、山道杖をついて登っているのは私しか居ない状況が続きました。
順番でなくて恐縮ですが、写真①は上赤坂城にアブが集る中、また熊が出そうな中を誰も居ない中、一人だけで登った末の絶景です。(写真①)
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①上赤坂城址からの大阪平野絶景 |
大阪方面・神戸方面が全部見通せる素晴らしい景色は、それまでの苦労を吹き飛ばし、また「なんで楠木正成は、こんなところに城を築いたのだろう?」という疑問を払拭するのに十分な景色でした。
しかしこの時、更に不安にさせる防災放送が、眼下の景色から風に流されて聞こえてきました。
「こちらは富田林警察署です。~の犯人が逃走しております。身長163cm・・・・。入れ墨・・・・」
熊に襲われるのも怖いですし、途中ハチにも襲われそうだったり、ヘビが目の前横切ったりして恐ろしかったですが、凶悪犯が山登ってきたらどうしよう!163㎝ならおれの方が10cm以上大きいから、この杖で闘うか・・・。
等と怯えながら下山しました(笑)。
家に帰ると、結構ニュースで大々的に報道されているのですね。驚きました。
一刻も早く逃走犯が捕まることを祈ります。
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②下赤坂城の棚田 |
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③下赤坂城 |
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④千早城の急こう配過ぎる階段 |
5枚目は、笠置山の巨岩たちです。(この直ぐ近くに後醍醐天皇の皇居がありました。)(写真⑤)
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⑤笠置山の巨岩たち |
休みの後半は神戸の湊川神社辺りの楠木正成を調査する予定です。
またいつか、楠木正成についても「マイナー・史跡巡り」に掲載したいと考えています。