AIスマートスピーカー(Google Home Mini)が来ました!

とうとう我が家にもAIスマートスピーカーのGoogle Home Miniを導入しました。(写真①)

①Google Home Mini

以前から、経済評論家の伊藤洋一氏などが盛んにPodcast等で、自分の利用体験を基に、このGoogle Homeの利用シーンを解説してくださっていたことから、興味はありました。

ただ、Google Homeだと1万5千円以上もする代物で、上記写真のMiniでも6000円以上と、出来ることの割にコスト高でない?と二の足を踏んでいたのです。

ところが、GoogleさんのAIに対する大幅な戦略変更の影響もあってか、昨年12月下旬の短期間Miniを半額の3000円で売り出したのです。

この戦略にマンマと乗ってしまったという次第です。

■意外と使えるGoogle Home Mini


さて、年末差し迫る12月28日に我が家に来たこのAIスマートスピーカー、今頃になってレポートするのは、かなり試行錯誤しての設定や、使い勝手について試してみて、ご紹介出来る時期やっと来たかなと感じたからです。

つまり、ITガジェット好きなあなたには、単にセットアップする機器ではなく、自分の生活シーンに合わせて、サービスの追加や、周辺機器の購入対応等をするのに、非常にやりがいのある、「調教」しがいのある機器なのです(笑)。

まず、「OK,Google」とか「ねぇ、Google」とかの問い掛けに対するレスポンスの良い事、我が家ではTVを見ながら、家族の間で「この〇〇って女優、歳幾つなの?」なんて会話を良く交わし、長女がiPhoneで調べ「△△歳だって。」みたいな会話をするのですが、「ねぇ、Google,〇〇って幾つ?」「△△歳です。」と、ポンポンと答えてくれます。他にも質問にWikiの情報等から回答してくれますし、「なぞなぞ出して」とか「サイコロふって」等も軽快に反応してくれます。極めつけは「OK,Google、癒して!」と言うと、「私はあなたが一番努力していることを知っています」のように本当に癒してくれますよ。これはもう、このような言葉を家族には望めなくなった私にとっては新鮮です(笑)。
②聴き放題プランとの相性が良い

あと、我が家ではGoogle Home Miniをオープンキッチンのあるリビングに置いてありますので、料理の最中に両手がふさがっていることが多くても、「OK,Google タイマー3分にセットして」等のタイマー利用にも非常に便利です。

■聞き放題の音楽サービスとの相性が良い


また、このGoogle Home Miniを購入したことにより、スマホ利用だけであればあまり必要性を感じて来なかった聴き放題サービスが非常に有効に使えることが分かりました。(写真②)

私はこのMiniを購入してから、4月9日まで無料で使える「YouTube Music」を利用しています。

5000万曲の中から、曲やアーティストの検索を声だけで、瞬時に引っ張り出せるのは、家族等複数の仲間で音楽を楽しむには最適です。

我が家ではごはんの時に家族がそれぞれ好きなアーティストや楽曲、最近話題になっている曲等を会話しながら、しょっちゅうこのMiniにも話掛けて、その曲を引っ張り出したりすることで、家族団らんが盛り上がったりしています。

また、作業中にも、「うららかなお昼に最適な曲をかけて」のような抽象的な表現でも、選曲してBGMのように掛けてくれるのです。

自分で言うのもおこがましいですが、最近私は妻の料理や後片付けについて、良く手伝うようになりました(笑)。
それは私の好きな曲やラジオをMiniでかけながら、30分等のタイマーをMiniに声がけして設定しておけば、その間はちゃんとお手伝いするモチベーションが湧くということからなのです。
15分から30分も旦那に水仕事を手伝って貰えればかなりの進捗は捗りますよ。そういう戦略をお持ちの奥様にも是非お薦めです(笑)。

このように、スマホだけではあまり利用価値を見出せなかった聴き放題サービスも、Google Home Miniと併用だとかなり価値を感じられるので、4月の無料期間が終わった後も継続契約しようと考えています。

③購入した家電リモコン
勿論、Radikoにも対応していますので、「〇〇放送かけて」等、キッチン等で作業している最中で両手がふさがっている時、ソファーに寝そべっている時、炬燵から出たくない時など、これらの指示ができるのも、大変便利に感じますね。

■家電リモコンとの連携


そうなってくると、リビングのテレビ、エアコン等、沢山ある赤外線リモコンを探して操作するより、ソファーに寝そべったまま、炬燵に入ったまま、家電操作したくなるのは当然です。各社色々な赤外線リモコンをAIスマートスピーカーで操作する機器を出していますが、私が選んだのはこれです。(写真③)

やはり6000円以下と、同機能の他の機器より安くて、Amazonでベストセラー1位となっていましたので、購入しました。
※商品リンクはこちら

「OK,Google テレビつけて」
「OK,Google エアコンつけて」

と、今は当初想像していた通り、照明を含め大概の家電を声一つでON・OFFやチャネル・音量設定等が可能な状態となっています。

④家電リモコンはかなり小さいです
また、この家電リモコン、外出先からもテレビやエアコンのON/OFF等の制御がスマホで出来ます。

これは寒い冬や暑い夏にリビングの温度を帰宅前に調整しておけるので便利だと思います。温度・湿度・照度センサーも組み込んであるので、これも外出先から家電リモコンの置かれているリビング等の室温を確認し、エアコンの外出先からのオン・オフの目安にできるのも良いです。

ちなみにうちの家電はどれも10年以上前のものばかりですが、この小さなリモコン1つであっという間にスマート家電に早変わりして貰えるのには大変助かります。(写真④)

■設定には少し苦労します


Google Home miniと家電リモコン併せても1万円もしない投資で、ここまでスマート家電も含め色々な事が出来るAIスマートスピーカー。

良い事ばかり書いていますが、勿論人に拠っては嫌がる欠点があります。

それは「理想的な設定には、色々と手間がかかる」ということです。

勿論、AIスピーカーだけ買ってきて、音楽とタイマー、radikoだけを自分のIDだけで対応するなら設定に手古摺ることはありません。

ただ、家電リモコンと連携させたり、自分以外の複数人に家電を操作できるようにしたり、古い家電のリモコン操作を赤外線の学習機能を使って勉強させたり等、夢が広がる理想的な使い方に合わせ、設定しようとすればする程、結構手間がかかります。

また音声認識もかなり良くなったと言っても、周囲の雑音等によって1,2割は聞き間違いをします。その聞き間違いの時のレスポンスが多種多様なので、設定について相当迷わされました(笑)。

そんなこんなで、購入してから2週間くらい経って、ようやく安定してきて、冒頭お話したように、今このBlogで使い勝手のご紹介をできるという運びなのです(笑)。

ただ、私のようなITガジェット好きは、こういう設定と検証は苦しいプロセスではなく、楽しい時間でした。

結果的には、想像していた以上に、自分のライフスタイルを豊かにしてくれるIT革新がまた一つ家に来たという感じとなりましたので、是非、皆さんにも使っていただきたいと思い、この記事を書きました。

如何でしょうか?

是非、使われている方、またこれから使ってみようという方、色々とご意見をください。

⑤今日もリビングで活躍中のGoogle Home Mini
ではでは。